高所恐怖症アンテナ職人の四方山話「屋根は腕で登る」

屋根の上では当然足で歩くのですが、もし足が滑ったらもう止められません。特に勾配のある屋根などは絶対すべらないように手でどこかを持ちながらあるいは屋根を手で押さえながら上り下りしております。手袋も必須で滑りにくいものを使用します。靴は屋根の角度に合わせてグリップ力のあるものと普通のものを使い分けております。すぐに靴の底が削れてしまうので消耗品なのですが、できるだけモチをよくするため、屋根に上る以外は他の靴を履いたり、暑い時期は足が蒸れるので私の場合はほとんどサンダルです。屋根の上では片足を上げるときが一番怖いので必ずどこか手で支えるようにしています。